私たちHASHIMOTO GROUPは、1924年、電気部品や自動車部品の金属ねじを加工する製作所から始まりました。
以来、金属切削加工、鍛造加工、樹脂成形加工、パイプ加工などを幅広く手がけて今日に至っております。
特に給湯器などの「湯・水を扱う製品」において、私たちはお客様のニーズや製品の高性能化に対応していくなかで、技術の幅を広げ、開発力を高めてまいりました。
金属や樹脂など様々な素材に関する豊富な知識と加工実績、給湯器の多様な要求性能を満たす生産技術、そして開発から試作、検査、量産にいたるまでの一貫した供給体制は、私たちの大きな強みであると自負しております。
90余年の歴史のなかで私たちが最も大切にしてきたこと、それは「心」です。「心」は「利他の心」と言い換えてもよく、自らを後まわしにしてもまずお客様を第一義に考え、目の前の課題に真摯に取り組んでまいりました。今のHASHIMOTO GROUPが誇る技術・開発力はその積み重ねの結実であり、お客様との信頼関係に育てていただいたとも言えるでしょう。
これからも「心」「信頼関係」を大切にしながら、製造業界にも押し寄せるグローバル化を見すえ、過去から培った強みにより一層磨きをかけるとともにITを駆使して生産性を向上させながら生き残りをかけて進化し続けていくことが私たちの使命です。
私たちが目指しているのは、世界のマーケットで勝負する開発型エンジニアリング企業です。HASHIMOTO GROUPが開発した世界初の樹脂製熱交換器は、常識を覆す発想力と難加工に果敢に挑む情熱から生まれました。今後、私たちはこの技術を世界の様々な産業分野の熱交換器のスタンダードにする夢を実現するべく、開発力をさらに向上させ、前進してまいります。